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医薬情報71 老人の疾患と障害 行政上では高齢者を満65才以上としていますが、65歳の方で老人と言われて尤も言う方は少ない。日本は高齢社会の進み具合が世界で最も早く、その対策が早急に求められ注目の的となっています。そこで今一度、高齢者をよく知り直してみたいと思います。 老人をホメオスターシス(恒常性)から捉え、更に身体・精神・生活の3つの幹で考えてみます。身体面では心筋の収縮力・肺の換気機能・腎機能・免疫機能の低下があり、精神面では知的機能の低下・痴 お年寄りの疾患の特性は、「複数の疾患を持っている」「非定型的である」「治り難く慢性化しやすい」そして「死に至りやすい」ということです。また、70才以上に多い疾患は脳血管障害、心不全、COPD(肺気腫、慢性気管支炎)、がん、高血圧、糖尿病、骨粗鬆症の7種があります。 精神異常として痴呆とうつ病の2つがあります。痴呆としてアルツハイマー痴呆であり、これは脳動脈硬化症と関連が深く、予防としては動脈硬化であろう。痴呆の二次的治療としては、生活の上で介護者が正しい知識と適切な介護技術を身に付け余裕のある介護ができ、よりよい人間関係を保つことです。 うつ病も多い病気であり、特に親しい方の死別などのストレスがあった後にみられます。不眠とか食欲低下のみの症状が表面に出ていることがあるのですが、遂には自殺という悲劇を生むこともあるので注意が必要です。 私たちの「介護老人保健施設デイーパあかね」は基本には老人の在宅復帰を考えています。在宅復帰にあたり、その条件として、@お年寄り本人とその家族が在宅介護を望んでいるA介護者がいるB介護者が健康である
C介護の適切な知識と技術をもっているD老人と介護者との人間関係が良好であるE住宅環境が老人にふさわしい 表 加齢による変化
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| 藤田神経内科院作業療法士 川口江美 2003.9.2 |
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